AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

3月11日

歯肉の境目が黒くならないセラミックの前歯

前歯の付け根が黒く見える、差し歯の根元が虫歯かな?とお悩みの方へ

前歯が差し歯の場合に、境目や歯肉の縁の部分がなんとなく黒っぽく、または明らかに黒くなっているのは

✔️差し歯の内側が金属のフレームになっている。

✔️歯の根が虫歯になっている

✔️中の歯の色や、歯の土台の金属の色が透けている

などが主な原因です。

そして、これらの原因で黒くなってしまっている前歯はほとんどの場合治すことができます。「ほとんど」というのは、たとえば根が割れていたり虫歯や歯周病が重度に進行していたり、など再治療が難しい場合を除いてという意味です。再治療が可能である状態だったら、治療を行うことで綺麗な前歯にすることができます。

上の写真は前歯2本の治療を行なった例です。向かって左上の差し歯は歯肉が下がって歯の根が見えてきています。また、内側に金属のフレームがあるため透明感がなく縁が黒いですよね。右上の神経がない歯の変色歯とともにセラミッククラウンで治療を行いました。神経がない歯にはグラスファイバーの土台を入れて補強し、その上にセラミッククラウンを被せることで強度も審美性も高くなります。2本を周りの歯の色調に合わせています。セラミッククラウンは内側に金属を使用しないため歯の色調にもマッチして透明感も出せるためとっても自然です。今はオールセラミッククラウンや強度も重視したジルコニアセラミッククラウンがありますので費用や噛み合わせの状態によって選択することができます。

次にこちらの例です。 20年以上前に入れた差し歯の色と根元の虫歯が目立つためやり変えたいとのご希望で治療をすることになりました。歯の根元が見えてしまい茶色く虫歯になってしまっています。昔は金属フレームが内側に入る「メタルボンド」というセラミッククラウンが主流だったため、歯肉が下がったり虫歯になるとどうしても金属の縁の部分が黒く見えてしまうことが避けられませんでした。

せっかくやり直すなら真っ白にしたい!とのことで、審美性を追求しクリアなホワイトでジルコニアセラミッククラウンを作ることになりました。ジルコニアセラミッククラウンは金属並みの硬さがあるジルコニアを内部に使用するためオールセラミッククラウンよりも強度が高いです。歯肉との境目も黒くならず審美性が長持ち。色調もきれいに出せるのでおすすめです。

ちなみに、セラミッククラウンの治療を行う際には、本物の歯のように自然で、かつ綺麗に審美的に仕上げるためにたくさんの細かな技術や材料が必要になります。仮歯の調整や型取りの方法と材料、クラウンの接着法など、保険治療とは全く違った方法で行います。セラミッククラウン治療は費用はかかりますが、それだけに、手間をかけた分丁寧なものが出来上がるのはそういった理由もあるのです^^

セラミッククラウンの耐久性は、その方の口腔内の状態により変わりますが通常セラミックやジルコニアの材質そのものは経年劣化はほぼありません。何年かごとに入れ替えないといけないの?と思われる方も多いですがそんなことはありません。治療後のお手入れやメンテナンスをきちんと続けていけば良い状態をキープすることはできます。少なくとも10年、20年以上はキープできるような状態を念頭に置いて治療を行なっています。

当院でとくに重要視しているのは入れた後のこと。きれいに入れたセラミッククラウンを長持ちさせる秘訣として

○クリーニングや歯周病の予防処置などお口の中のメンテナンスを定期的に行うこと

○入れたら終了、ではなく噛み合わせのチェックや調整を行うこと

○歯ぎしりや食いしばりなど、トラブルの原因になる習慣がある場合にはマウスピース等でセラミックを保護すること

○奥歯で噛めないような場合には奥歯の治療も行い噛み合わせを安定させること

をお伝えしています。

黒く見える差し歯、根元の虫歯、、、など古い差し歯の交換を含めた前歯の治療は、想像以上にキレイ度がアップします。口元はもちろんですが、お顔全体のキレイさが増して笑顔が変わりますよ。

気になっている人はご相談ください^^

前歯治療の様々なお悩みを解決します

TOP