AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

10月18日

あきらめない

毎週水曜日は、外科専門の手術日として開けているのですが、先日は歯周外科手術が1件ありました。
歯ぐきを剥離して中に溜まった膿みや歯周病菌に冒された腐敗した歯肉を取り除き、きれいになったところに骨に替わるお薬を充填して歯周病を改善する手術です。下の一番奥歯の歯周病がかなり進行して一部は骨がほとんどなくなり、歯周ポケットがとても深く、時々腫れたり、不快な症状を繰り返していた為、今回の手術を行うことになりました。
この手術の一番の目的は、『菌に冒されていない状態にして歯を残す』ということです。
歯周病が進行している部分が歯の一部に限局している場合、その原因を除去して、きちんとした処置をすれば、ほとんどの場合、歯は残せます。もちろん早期発見早期治療であればそれに越したことはありません。

この患者さんは、歯医者が大嫌いだったそうです。「歯は気になるけど怖くて歯医者に行けない。」そんな風に思っていたそうです。そして、当院に勇気を振り絞って来院されました。「しみるところがあるので診てほしい」と。
検査をして現状を説明すると大変驚いておられましたが、歯の大切さを知って、その後は治療に前向きに取り組み、嫌いな「歯医者」に足しげく通院して下さるようになりました。歯科医として本当に嬉しい限りです。一生懸命通ってくれてると思うだけで、私も「頑張って治そうね!!」と気合が入ります。

患者さんが通院できる動機づけをしてあげることは私たち歯科医の使命だと思います。そしていかに歯が大切か、治療法についての詳しい説明や正しい歯科知識など、情報提供の大切さを改めて実感しました。

まずは口の中の情報を得ることから、自分の歯を守り、残す手立てが分かってきます。
現状を知った時、気がついた時から一生懸命ケアしてきちんと治療すればいいのです。
あきらめないことが大事です☆

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