AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

10月7日

歯を抜くか残すか

診療をしていると、親知らず以外の歯でも抜かないといけない場合、もしくは抜いたほうがいい場合が多々あります。
しかし、当然ながら、ほとんどの方は「歯を抜く」ことに抵抗があり、また「歯を抜く」と言われたとたんに歯医者に対する不信感が強くなるようです。

できれば歯は抜かないほうがいいです。残せるもんなら残したい、と患者さん同様に私もそう思います。でも、抜いたほうがいい場合もあるのが事実です。(抜いた時のリスクの高い持病のある方は別ですが)
たとえば...
重度の歯周病で歯が曲がったり、伸びすぎてしまってかみ合わせに支障をきたす場合
同じく重度歯周病で常に膿が出たり出血して噛むと痛い、または全然噛めない場合
                
歯の根っこが割れていたり、修復不可能な穴が開いてしまっていて、それにより噛めない、痛い、腫れるなどの症状を伴う場合

虫歯が根の深い部分まで進行していて、虫歯部分を削り取るとほとんど歯がなくなってしまう場合(これは痛みがなくても)

など。
しかし、単純にこのケースに当てはまるとは限りませんから、最終的に抜くか残すかは
担当ドクターとよく話し合い、納得がいった場合に治療をしてくださいね。
私もよく、残すのがかなりキビシイ歯でも「何がなんでも抜きたくない!」という患者さんには、要望に最大限答えています。
正直、コレは抜かないと...と思うこともありますが、痛みや腫れなどの症状がない場合はそれでも諦めずに色々工夫して残してます。

でも一番大事なことは、私たち歯医者がなぜ抜かなければならないのか、抜いたほうがいいのか、ということを、患者さんの納得いくように説明をすることだと思います。
そこではじめて抜くか、残してみるかが決定するのです。
また、治療には選択肢がかならずありますから、それぞれのメリットデメリットをお話しすることも大切ですよね。

「説明もなしに歯を抜かれた」なんて悲しい結果にならないように、治療の際にはかならずよく話し合ってくださいね。

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