AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

4月14日

筋トレ

と言っても、ボディの筋トレではありません。

お口の筋トレ、とくに矯正治療中の患者様に行う事の多い「MFT」と言われる筋機能療法のことです。

矯正治療でせっかく歯並びや噛み合わせを治しても、お口の周りの表情筋の使い方や舌の癖、噛み合わせの癖を治さないと、後戻りしてしまうことがあります。 もともと、そのような癖があって歯並びが崩れてしまった方もいらっしゃるので、矯正を始めたら一緒に筋肉の使い方や舌のポジションなどをトレーニングしていったほうが良いですよ。

とても多いのが、舌の位置がいつも下の前歯の裏側にある場合です。下前歯を押す力が、弱いながらも持続的にかかっているので歯が前に倒れたり空隙が空いてしまったり、歯だけでなく歯槽骨までも前に出てくる事もあります。上も同じで(下よりは少ないですが)上の前歯を押すように、または上下の前歯の間に舌を入れてしまう癖のある方は上下の前歯の間が空いてしまったりいわゆる出っ歯になってしまったりします。

ですから、これを思い当たる方は矯正をするしないに関わらず、とにかく直さないといけません!

舌はいつも上の前歯の少し後ろ、口蓋ヒダと言われるでこぼこした部分に先端を軽く触れて舌全体は口蓋(上あご)におさめておくと良いのです。

そうすることで上下の奥歯同士もガッチリ食いしばることもなくなりますし、歯列に影響が出ないので前歯が押し出されることもありません。

また、嚥下と言って飲み込む時の舌の使い方も重要です。上述のように舌の先端を必ず上あごにつけて奥に送り込むように飲み込みを行ってください。歯につけて押すように飲み込みを行うと、その度に歯が押されて前に押し出されてしまいます。このような癖がある方は意識して直すようにしましょう!

 

少し意識するだけでも徐々に直ってきますし、これが習慣づいてきますと口腔内が楽になりますし、もしかすると首や肩の筋肉さえ凝ったりしなくなるかもしれません。

案外、舌の位置を今まで意識していなかったという方も多いので、ぜひとも意識してみていただきたいと思います^^

そのほか、お口をぽかんと開けてしまうようなことがないよう気をつけてくださいね。口輪筋もきれいな歯列の維持にとっても大事なんですよ。

 

大人になってからだんだん歯並びが悪くなった?!という方、もしかしたらこういった癖が原因しているかもしれません。一度動いてしまった歯並びは自然にもとに戻ることはないので矯正や審美治療で直すしかないのですが、きれいに直したその後も絶対安心は禁物(笑)

お口の筋トレでずっときれいな歯並び、きれいなスマイルをキープしましょうね^^

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