AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

1月29日

歯科用金属が原因になる金属アレルギー

お口の中に入っている金属、たとえば銀の詰め物、被せ物や矯正装置などが原因で、金属アレルギーを発症してしまうことがあります。

金属アレルギーの症状としては、皮膚の痒みや赤み、湿疹、腫れるような痛みなどが多いです。歯科金属が発端となる場合は、口の中に入ってすぐに症状が出るわけではなく、時間が経ってから、ある時急に手や顔に赤いぷつぷつが出始めたり指先が痒くなったり、掌に湿疹が出てきたり、と皮膚に症状の出ることが多いようです。

歯科で使う金属で、一番健康被害の大きなものは「アマルガム」ですが、パラジウムや銀、ニッケルなど、有害ミネラルとして知られている重金属が歯科では使われているのが事実です。残念ですが。。。それは主に保険適応の金属で、以前虫歯を治した時に知らないうちに銀の詰め物が入っていた、というケースも多いです。

治療の跡はあるけど、あまりに昔なので何が入っているのかが分からない、という方はぜひ一度自分のお口の中をチェックしてみてください。古い金属がたくさん入っている方は、もし今アレルギー症状が出ていなくても少しずつでも変えていったほうが良いと思います。すでに他の金属やアクセサリーなどで金属アレルギーが出てしまっている場合は、お口の中の金属も早めに取り替えましょう!

銀の詰め物や被せ物は、経年劣化による歯への不適合が生じて二次虫歯になってしまうこともあり、古い銀歯に関しては金属そのものの有害性だけでなく虫歯や歯周病の原因にもなり得るので10年以上入っているものについては、詰め替えを行うなどの再治療をおすすめします。

金属を白い詰め物や被せ物に変える場合、小さい詰め物でしたら保険適応のプラスティック(コンポジットレジン)で詰替が可能です。やや大きい詰め物や被せ物は自費のセラミックやジルコニアが最適です。費用はかかりますが、材質や接着法の信頼性と安心感があること(二次虫歯のなりにくさ)お口の中での長期的安定、耐久性などが優れている点、などを考えると自費のセラミックやジルコニアの方がおすすめです。しかし、すでに金属アレルギーが出てしまっていてまずは金属を除去することが優先の場合には一時的に保険のレジンを使うか、奥歯の被せ物も部位限定で保険適応のタイプもありますのでそちらを使っても良いと思います。

また、白い詰め物や被せ物にも材質の種類で料金も変わってくるので、入れる部位や審美性、耐久性、予算などを考慮して、決められると良いと思います。

矯正治療の場合には、現状出てしまっている症状が軽い場合はそのまま継続するか、または金属でない装置に変えられるのかどうかなど、矯正治療の進行状況によって策が変わるかと思いますのでよく話し合って決めていくようにしましょう。

口の中の金属の悪影響って怖いのです。ゴールドや白金は良いですが、以外の金属が多種混合で入っている場合も口内環境面から言うと望ましくありません。

健康と美を作る源である食生活に密着する「歯」「口」をできる限り安心安全な環境にしてあげることは快適に健康に生活していく上でと〜っても重要なことだと思います。ぜひ一度ご自身のお口の中を見直してみてくださいね。

奥の大きい銀歯はかなり古いのが分かります。表面がツルツルですり減っています。その奥は銀歯の縁が劣化で薄くなってきていますね。境目も黒くなっています。
写真左側の小さい銀歯はアマルガムです。こんな小さくても毒素は最強。また、異種金属が接触混在しているのもガルバニー電流を発生し非常に危険です。

メタルフリー治療をおすすめします。https://www.a-a-d-c.com/care2/metal-free/

セラミックやジルコニアで直す虫歯治療

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