AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

6月21日

根の治療のギモン

患者様からの質問が多い、“根の治療”   “神経の治療”。

虫歯が進んでしまって歯の神経にまで細菌感染や炎症が及ぶと(モーレツに痛くなる場合と全く無症状の場合があります)神経を取って根の治療をする必要があります。また、すでに神経がない歯でも病巣や炎症があれば根の再治療を行なうことがあります。

多分、多くの患者さんが素朴なギモンや不安を抱えて治療を受けられているのだろうなーと思います。今回は中でもとくに聞かれる質問についてお答えしようと思います。

☆神経取るって歯を抜くのとは違うの?

歯の神経を取ることは歯を抜くことではありません。根の中の神経だけを取る治療ですので、もちろん歯も残ります。

☆神経取るの痛そう!!それと、神経ないのになんで痛いの?

神経を取ることも虫歯治療と一緒で、麻酔をしますから治療最中の痛みはまずないです。神経を取るとき、治療部位や症状、状況によって麻酔が効きにくいこともあり、その場合には、その日は内服鎮痛剤や虫歯に対しての鎮痛剤をおいて、一度消炎させてから後日あらためて根の治療を行なう場合もあります。すでに神経を取った歯でも痛くなることがあるのですが、そのときも場合によっては麻酔をして行ったり、極力痛みを抑えるようにしています。

ちなみに、根の治療は初回に限らず治療後に痛みが出る事がよくあります。薬の影響だったり、根の中の状態によってですが、痛みの出る可能性は治療の間はかならずあります。噛んだり歯を触ったり、刺激を与えると痛かったりもします。ですから、鎮痛剤を飲んで頂いたり、反対側で食べてもらうなど、「痛み」への対処や説明をしています。

また1回で完全に神経を取れないこともあります。根のかたちって複雑なので先端の部分や末端で細く枝分かれしている(ホント、植物の根と一緒です)部分にまだ残っている場合があるからです。ですから、2回目も麻酔をして治療することがあります。器具を入れてみて痛かった、だと治療がコワくなるでしょう?!だからウチでは先に麻酔をすることが多いです。

☆グリグリしているのは何やってるんですか?

針みたいな根の治療専門の器具(手動や電動、両方あります)で根の中をスムースにするべく、歯質を削っています。虫歯になっている感染した部分を削って最後に詰める根の薬をぴちっときれいに入れるためです。根によってはすごく曲がっていたりするので、本当に神経を使うし、繊細かつ手間のかかる作業です。奥歯は3根、または4根あるので時間もとてもかかります。ちなみに私は1日に数回奥歯の根の治療が続くと疲れて家事に支障がでます(笑)腱鞘炎になりかけたこともありました^^:

根の治療って、1回じゃ終わらないのもこういった理由があるのです。根の中の汚れや感染歯質、炎症、膿み、などがなくならないと最後の薬が詰められないのです。とくに感染根管では悪い部分を削ったり、薬剤で殺菌洗浄したり、レーザーを当てての消炎排膿を行なったりとかなり手がかかりますから、通常は根の治療だけで最低3〜4回の通院が必要です。

一度神経をとった歯でも根に病巣ができれば再治療が必要になったりもしますしね。

治療は大変時間もかかりますが、ここできちんとやらないと虫歯がすすんで歯を抜かないといけなくなったりするんです。  なので、頑張って治療しましょう^^

まだまだギモンがある事でしょうが、書ききれないので(笑)ご質問や気になることがあったらお問い合わせくださいね〜

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