AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

11月2日

口内炎やドライマウス、歯肉の腫れ、、、 口内は体調のバロメーター

先月は、季節の変わり目のせいか?口内炎の患者さんが多かったなあと感じます。

私もつい最近までいまいち体調が優れず、先日は咽頭炎になり「もしやインフル?!」と怯えながら耳鼻科に行きましたが結果は検査マイナス。いわゆる風邪だったようです。抗生剤で治りました。ほっ。

9月〜10月は気温や気圧の変化もあり、花粉も飛んだりして何かと体調を崩しやすい時期ですよね。そしてこれから年末にかけては、さらに気温も下がり乾燥する季節に、また何かと忙しくなる時期なので自律神経の乱れや免疫力の低下が原因で口内のトラブルも起こりやすくなります。 体調管理としてお口のケアも慎重にしていくようにしましょう。

お口の中の免疫力は“唾液”がとても関係しています。唾液には、自浄作用や抗菌作用、免疫作用や粘膜修復、保護作用があり、さらに成長因子やCOQ10なども含まれるため、唾液をたくさん分泌できる方はお口の中も若く健康に保てます。 ですから、唾液力を高めるべく唾液分泌促進を心がけるようにすれば免疫力の高いお口になれること間違いなしです。そこで、、、

質の良い唾液をたくさん分泌させるには、

唾液の質を高めるには
○プラークや食べかすを残さないブラッシング方法で口内環境を衛生的に保つ 

○歯周病や虫歯があれば治す(とくに歯周病菌による害はとても重篤です)

唾液量を増やすには

○よく噛む、喋る、笑う、など表情筋をたくさん使うこと   

○口呼吸をしないこと

○ストレスマネージメントを行い、緊張状態が続かないようリラックスできる時間を作ること(唾液は副交感神経が支配しています。ですから心身がリラックスし安定していると唾液の分泌も良好になります)

○食いしばらない、歯を噛みしめないこと  こちらもお口の中が緊張状態になる原因です。何かにつけトラブルの原因になる噛み締めや食いしばりは極力しないよう意識することがとても大事です。

○表情筋トレーニングをすること お口周りやお顔の筋肉、舌を含めた顎舌骨筋群のトレーニングは地味に毎日行うことで必ず効いてきます。詳しくは「若さを取り戻す歯のエイジングケア」を見てみてくださいね^^

唾液が出にくい時には舌を口の中でグルグル回したり、頬を舌で押したりと、舌のトレーニングをやってみてください。日中、口が乾いたなと思う前に水をマメに飲む、ガムを噛んで唾液を出すなどを意識してみてください。

とは言え、すでに起こってしまった口内のトラブルには処置を行うしかありません。普段お口のケアを丁寧に行っている方でも疲労や睡眠不足、過度なストレス、風邪などが原因で免疫力が下がった時に、繊細な歯肉や口内粘膜にも不調が出る方も多いです。そうなった時はどうするのかは以下をご覧ください。

免疫力低下や体調不良で起こりやすいお口のトラブル

口内炎   できやすいタイプの方は体調のバロメーターにもなっているかもしれませんね。普段あまりできない方でも、風邪を引いた時や刺激物の摂取、または歯や突起物が常に接触する箇所(例えば矯正装置がぶつかったり)なんかに口内炎ができたりします。できてしまったら、酷くならないうちの早期処置。当院では口内炎の治癒回復にレーザー照射を行っています。(痛くないです!)レーザーをするのとしないのでは治りのスピードがかなり違うので、「あ、できた」と思ったらトライしてみると良いと思います。あとは、ケナログやアフタゾロンなどお薬を塗る。(こちらは処方箋で出せます)薬は食後にマメに塗る。そして寝る前には口内炎が完全に隠れるくらいこんもりと塗って早く寝る。そうすると早く治ります^^ 何より睡眠が一番の回復薬なので、トラブルができた時は体の回復力を高めるためにも早めの時間にぐっすり寝てくださいね。

お薬ですが、個人的にはアフタゾロンの方がザラつきがあって頬の粘膜にも留まりやすい気がしますが、どちらでも効きます。できやすい方は一つ持っておくと良いですよ。普段から口内炎や口角炎になりやすい方は、ビタミンC,B,亜鉛をサプリメントで摂ってみて下さい。皮膚や粘膜を正常に保ったり、免疫力もあげる栄養素ですが、消耗も激しいので食事だけでは不調改善には追いつきません。それなりの老化を感じる年齢になったら必須のサプリ!忙しい方にはとくにおすすめです。

当院では、使用頻度の高いレーザー。口内炎や歯周炎などの炎症性疾患、粘膜のトラブルや根っこの治療にも使います。麻酔なしで当てられます。少し熱い感じがありますが、痛くはないです。

口内炎のお薬、アフタゾロン。ケナログの方が効く方にはケナログも処方しています。

歯肉の腫れ、赤み、出血

歯肉も粘膜同様に、健康度合いが体調に左右されやすい部分です。風邪をひくと歯肉も赤く腫れたり、歯周ポケットが深くない部分でも触ると出血したり。。こちらは一時的なものと判断できれば体調が良くなれば自然と治ってくることが多いですが痛みや腫れを伴うなら歯周ポケットに抗生剤を注入したり、ポケット内洗浄、内服薬での抗生剤投与を行います。抗菌作用の高い洗口剤を使って頂くのも良いかと思います。

知覚過敏

“全体的に歯がしみる”知覚過敏は時期問わず起こる症状ではありますが、とくに寒い季節や忙しい時期、疲れの溜まっている時などに「歯がしみる」症状は起きやすいかと思われます。まずは、何が原因でしみているのか、熱いものや冷たいもの両方?またはどちらかなのかを判断し、虫歯や歯周病から原因しているものでないのであれば、一過性の知覚過敏として処置を行います。知覚過敏には、塗薬やコーティング剤でしみる部分をカバーしたり、レーザーを当てることもあります。とくにそこまでの必要がない場合には一時的に知覚過敏用の歯磨き剤を使用して経過を見てもらうことが多いです。

上の奥歯の痛み

風邪で副鼻腔炎になった時や花粉症の時期に上の奥歯が痛くなった経験がある方も多いのでは?上の奥歯の根の付近、すぐ上には上顎洞、副鼻腔があるためここに炎症が起こると歯まで痛くなることがよくあります。こちらは、歯に異常がなく風邪や鼻の炎症疾患の関係であれば風が治るとともに治ってきます。ただそれだけでなく歯には問題がないかはレントゲンを撮っての診断が必要です。もし、歯から起因している場合には(たとえば根の先にウミが溜まったいる慢性的な根の炎症が急性化しているなど)抗生剤の投与で治ることもありますが、もしそれでも緩和してこないようなら根本的な治療が必要になります。

ドライマウス  体調が優れない時や過度な緊張状態が続いた時、ホルモンバランスの乱れの起きやすい更年期や妊娠中などにお口の乾燥感を訴える一過性のドライマウスが起こることがあります。通常、一過性の場合は自然と治ることがほとんどですが、何かストレス性の原因がないか、生活背景の要因を解決すると治ることも多いのですが、乾燥感が続く、舌がヒリヒリする、カンジダ菌の繁殖(高齢の方には多いです)などを伴う場合は、お口の保湿剤(ジェルタイプ、スプレータイプなどあり)を使用することでかなり緩和されます。そこまででなければ、水分をこまめに摂ることを意識して口内の抗酸化と味覚の正常化と唾液分泌を促進するために亜鉛とCOQ10サプリメントを処方します。

繊細なお口の中は体調の変化を受けやすいところです。だからこそ、いつも丁寧にケアしてあげることが大事なのです。そして、それでも何か不調が起こった時にはできるだけ早めに手当てや適切な処置をしてあげましょう。

歯肉のケアやクリーニングを行ってトラブルを起こしにくい口内作りに

レーザー治療も行えるアンチエイジングデンタルクリニック 痛みを軽減する治療に努めています

歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせの不調が起きた時も適切な処置があります

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