AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

11月25日

歯科用金属アレルギーの問題

ある日突然、手や腕、顔や首などに、湿疹や蕁麻疹、かゆみを伴う赤みが出てしまい、
調べてみたら金属アレルギーだった、といった経験はありませんか?

ある時から急に手のひらや体、顔に皮膚炎や赤みやかゆみ、ニキビ吹き出物などの出始めた、という症状はお口の中の金属が原因になっていることも多いのです。もともとアレルギー症状をお持ちの方で、昔治療した詰め物や被せ物が銀歯だったりする場合、歯科用金属がアレルギー症状を出現させてしまう引き金になることがあります。

実は当院では、何人もの患者さんが、このような症状が出てしまい、お口の中の金属を全て取り除くメタルフリー治療をしています。そして、その患者さんたちの多くがなぜか30代後半〜40代の女性なのです。
たまたま当院でそのような主訴を訴える患者様に女性が多いのかもしれませんが、ほぼ9割が30〜40代の女性の方なのです。

年齢的にも体調や免疫力、ホルモンバランスが変わっていくる年代だからでしょうか。それがちょうど、以前の歯の治療で入れた金属が劣化してくる時期と重なってくるのかもしれません。
女性の体って変化しやすく繊細なんだな、と改めて思います。

銀を主成分に、アルミニウムやパラジウム、コバルトクロム…そして、昔使われていたアマルガムなど歯科用金属は有害ミネラルとなる物質を多く含んでいるのですが、10年以上または20年…古いほど金属の劣化、酸化がすすみこれらの金属イオンが融解してそれが体内に蓄積される訳ですから、本当にこわいです。しかも身体に害を与えるだけでなく、歯との適合も悪くなるため金属が浮いていたり、境目が欠けていたりして、内部で虫歯になっている事も多いのです。

だから、もしお口の中にこのような古い金属があったら、早めに、少しずつでも取り替えていったほうが良いと思います。とくに、大きな被せ物や詰め物は口の中に露出している表面積も大きいので、そのような部分から取り替えていくと良いです。
小さい詰め物なら保険のプラスチックで対応出来ます。被せ物や大きめの部分詰め物は、自費のセラミックやジルコニアになります。

急に何か症状が出たら、まずは金属を取り除いていくことが優先なので、プラスチックの詰め物や仮歯にするなど、処置を進めていくといいですよ。

皮膚にも症状が出ている場合にはビオチン注射や点滴などを行う事もありますが、こちらについては皮膚科との連携で治療をしています。

でも、できればこのような症状が出ないうちに取り替えておくと安心かなと。アレルギーをお持ちの方なら特にですが。そうでなくてもやっぱり金属が口の中からなくなると気持ちがいいものです(^^) それにお口の中に金属味がしないので食事がもっと美味しく感じます。酸化してしまうものは、できるだけ体内に取り込みたくないものですよね。

アレルギー物質を排除する意味だけでなく、お口の若返り効果も高いので、まだたくさん金属の治療痕がある方は、歯科用重金属を取り除いてみてはいかがでしょうか?

少しずつ銀歯取り替えていくところです。まずは見えるところからの希望です。

少しずつ銀歯取り替えていくところです。まずは見えるところからの希望です。

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こういう感じの銀歯はだんだん歯肉との境目が合わなくなってきます。

こういう感じの銀歯はだんだん歯肉との境目が合わなくなってきます。

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