AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

10月20日

カロリー制限による抗老化作用

現在、アンチエイジング医学では、普通食から30%〜40%ほど、摂取カロリーを制限することが、老化を抑制して寿命を延長させる方法として確立されています。

 

研究は重ねられていますが、この説で最も有名な比較写真が有りまして...学会では何度も出てくる「おさるさん」の写真です。ブログでお見せできず残念ですが、それは...

一番人間に近いとされるアカゲザルの実験です。1匹には普通食を、もう1匹にはカロリー制限した食事を長期間に渡り与えたところ、カロリー制限をしたほうの「おさるさん」は普通食を与えられていたほうに比べ、とーっても見た目が若々しいんです!!

目の輝き、しわのない凛とした表情、つやのある毛並みや姿勢。それはそれは若さにあふれていました。ところが、普通食を与えられていたもう1匹のほうは、顔やしわしわ、毛並みもまばらでみるからに“老化”したおさるさんでした。

 

摂取カロリーを少し抑えるだけで老けずに元気でいられるならば、今からでも実践したほうがいいと思いませんか??たくさん食べた方がエネルギーをたくわえらえそう、なんて声もありそうですが、逆なんですね〜。

 

もともと生物(人間も)は飢餓状態、つまり食物がない時には神経内分泌系、代謝系を適応させて生存していけるように進化してきたと考えられているんです。

食物不足時には限られたエネルギーを細胞の維持に集中させて、エネルギー消費の大きい生殖、成長などの活動を抑制し、この事が寿命延長や抗老化作用と関係しているというわけです。

 

ちょっと専門的になっちゃいました^^;

つまり、カロリーを減らすと成長ホルモンやレプチン、インスリンなどの分泌が寿命延長に有利な状態に代謝を適応させているんです。

 

確かに、腹8分目のほうが動きも活発になりますし、胃腸などの臓器にも負担がかからず、結果的に健康でいられます。夜ご飯も少し軽めにしたほうが翌朝の肌の調子もいいですもんね。

 

そういえば、ファスティング(断食)なんかも、ちょっとこの考えに似ている気もします。ある意味カロリー制限ですから。

 

これからの季節、ついついお腹いっぱい食べてしまう美味しい〜食材が盛り沢山ですが、10年後の自分、アンチエイジングのために、腹8分目にしておきましょうね☆

 

 

ちなみに、このおさるさんの写真やカロリー制限に関する資料は「三番町ごきげんクリニック」の澤登先生より頂き、当院でも閲覧可能です。ご興味のある方はどうぞご覧ください。

先生、貴重な資料をありがとうございました。心より感謝いたしております☆

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