AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

1月19日

妊娠、出産を控えた方の歯科治療

寒い。。。連休の大雪はすごかったですね。来週もまた雪の予報みたいです。まだまだ寒い日が続きそうですね。

ところで。突然ですが、妊婦さんや妊娠を希望されている方の歯科治療のことを聞かれることがよくあります。「薬は飲めないんでしょ?」「麻酔って大丈夫?」「何に気をつけたらいいの?」など、色々と不安や気になることも多いですよね。

しかも、出産後はしばらく育児にかかりきりになってしまうので、なかなか時間が取れません。もし痛くなったら、詰め物取れたらどうしよう!なんて心配もあるでしょう。

というわけで、今日は妊娠中の歯科治療のギモンについてお話しますね。

 

☆妊娠中の歯科治療は、できれば4、5ヶ月目の安定期に入ってから7ヶ月目までの期間に行うのが良いでしょう。個人差もありますが、比較的体調も安定していますし、お腹もさほど大きくなっていないので診療の体勢も苦しくないからです。

☆薬は、もちろん極力飲まないほうがいいです。とくに妊娠が分かってから、4ヶ月目に入るまでの間は飲まないでほしいです。ただ、歯科治療の状態によって鎮痛剤が必要になる場合は、妊娠中でも使用できるものを処方します。抗生物質は、どうしてもの時は赤ちゃんに影響が出ないものがありますが、個人的には妊娠中は飲まない方がいいかと思います。

☆歯科麻酔は、妊娠中でも赤ちゃんに影響が出る事はまずないと言われています。厳密に言えば血液中に入るものですから、全く胎盤にいかないということはないですが、ごく微量なので、問題ないと言われています。安定期で、体調にも問題がなければ必要に応じて虫歯の治療で麻酔を使います。虫歯の大きさを診て、削る範囲が小さければ使いません。

☆歯を抜いたり、大掛かりな治療、外科的な処置などは控えたほうがいいでしょう。体力的にも精神的にもストレスがかかるし、抗生物質や痛み止めを使う必要があるので、出産後まで待ちましょう。

☆ホルモンバランスの影響で、急性の歯周病になる場合も多いです。一時的に全体の歯肉が腫れたり、親知らずの周りの歯肉炎が起こる方もいます。普段よりもしっかりとブラッシングするよに意識してくださいね。もしも歯肉が腫れて出血したり痛くなってしまったら、飲み薬をしようせず、レーザーや炎症を抑える塗り薬などで消炎処置を行い経過を見ますのでご安心を!

☆ホワイトニングですが、オフィス、ホームともに妊娠中はあまりおすすめしません。通常の体の状態ではないですから、ホワイトニングすることで歯の神経が炎症を起こしたり知覚過敏が出る可能性もあります。ホワイトニングそのものが直接赤ちゃんに影響するという報告は出ていませんが、できれば必要のない処置は控えたほうがいいと思います。ブライダルとか、どうしても!の場合はご相談くださいね^^

☆妊娠中は味覚が変わったり、つわりでうまく磨けなかったりすることもあります。でも!頑張って磨いて下さい。歯周病や虫歯になりやすいですからね。いつも使っている歯磨き粉も気持ち悪かったりピリピリしたりすることもあるかもしれませんので、なるべく刺激の少ないものを使うようにいしてみてください。

(私も、つわりの時に一時はグレープフルーツしか食べれなくて酸蝕症になるんじゃないかと思いました(笑)大丈夫でしたけどね^^)

☆矯正治療は妊娠した場合でも続ける事はできますが、装置があることでもし気分が悪くなったりするようなら一時的に外しておくこともできますので、ご相談下さい。

 

妊娠中は、歯以外でも色々とやっておくことや気になる事もあるでしょうから、できれば妊娠を希望される前に、虫歯の治療や親知らずのことは済ませておくのがいいですよね。そして、出産前にはぜひPMTCクリーニングで歯をきれいにしておきましょう! 出産後しばらくは自分のお手入れにかける時間もなくなりますから、しっかり歯石や歯垢、歯の汚れを落としておくと安心ですよ〜。

それと、大切なことがもうひとつ。古い治療でアマルガムという金属の詰め物をされている方は、妊娠前に除去してプラスティックやセラミックの詰め物に変えておくことをおすすめします。重金属はホントに体に良くないんですよね。とくにアマルガムに関しては健康上害の出る事も多く、不妊の原因になったり胎児にも悪影響が出る事があるのです。

アマルガムかどうかは、診れば分かりますからご心配な方はご相談くださいね。ほかにも気になる事がありましたら遠慮なくどうぞ〜^^

 

 

 

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