AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

4月22日

噛むことで脳を若く!

咀嚼が脳細胞を活性化して、脳を若く保つ、老化を遅らせる。という研究結果が出ています。

ご存知の方も多いと思いますが、本当です。

数年前には、アメリカの医師が「72歳からでも脳細胞は再生する」と発表してますし。

ちなみに脳細胞が活性化し、また再生するのに一番何が重要かといいますと「刺激」なんですよね。

速読や手先をよく動かす、映画や音楽を鑑賞する、日記を書く、なども脳への刺激になり、老化予防にはとてもいいことです。

噛むという行為も同じ「刺激」にあたります。ですから、自分の歯や噛める入れ歯で、ものをしっかりと噛むことのできている高齢者の方は、そうでない方と比べて脳が若く保たれていること、認知症の発生リスクが低いことも研究結果からわかっています。

 

ほんとに、しっかりと噛める歯と上下のよい噛み合わせは、脳の老化に大きく関わっているんですよね~。噛む行為は、人間の動きを担っている「運動野」を刺激するんです。また脳への血流や代謝をあげることもわかりました。さらに、歯科的に言うと、感覚受容器である歯と骨の間にある「歯根膜」というクッションみたいな役割の組織が、「噛む」感覚を脳に伝えているのですが、歯がなくなると歯根膜もなくなってしまうので、その感覚が減ってしまいます。つまり、歯があるほど、歯根膜から脳への感覚刺激が多いということです。

そういった意味でも歯がなければ刺激の減少になってしまうのではないかと思います。ですから、もしも歯がなくなったら、補う為の治療を早めに行ってきちんと噛める状態を作ってあげることがとっても重要だと思います。

 

言葉や行動、気持ちでさえ、脳がつかさどっているわけですから、若々しく元気な身体をキープするためにできるだけよい刺激を送って、少しでも老化を遅らせられたらいいですよね。

 

もっとも一番大切なのは、若いうちから虫歯や歯周病を予防して、できるだけ多くの自分の歯を残すことです。そしてよく噛めて美味しく食事ができる「幸せ」を日々感じることのできる生活を送ること!

実際に、歯が健康で噛みあわせもよい高齢の方はお元気な方ばかりです。脳の若さはもちろん、噛むことは唾液の分泌も増えますから胃腸も健康でいられます。健康の秘訣である“免疫”を担う腸と心と体の健康のポイントである脳の健康に、「歯」はきってもきれない関係があるんですよ~。

 

歯への意識を向上させて、より多くの方が健康な歯で健康長寿に生きていかれるよう、歯科医のひとりとして心から願ってます☆

TOP