AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

6月6日

“細くて小さい前歯” 矮小歯を治す方法

前歯の中心から一つ隣の歯が他と比べて細く小さい歯のことを “矮小歯 わいしょうし”と言います。

色も白くキレイに並んでいる場合は、チャームポイント、個性とすればいいと思いますが、矮小歯の状態によっては隙間が広く空いてしまっていたり、虫歯の跡が目立っていたり、そこだけが奥に引っ込んで色がくすんで見えたりするなど審美的な面を損なっていることもあります。

その矮小歯を形を整えてキレイに直すにはいくつかの方法があります。

その1
ダイレクトボンディング法
矮小歯の先端が細くとがった部分や若干のすき間をコンポジットレジンで足りない部分を足したり形を整えて仕上げる事ができます。
ただ、レジンはプラスティックのようなものなので数年経つと材質が劣化して着色がつきやすくなったり、欠けたりする事があります。また材質上変色しやすいというデメリットもあります。コーヒーや赤ワインなどの着色のつきやすい飲食物が好きな方だと、くすみが気になってくるのが早いかもしれませんね。
ただ、料金は安く、自費のレジンで¥12000くらい、しかも即日で終了しますので、コストを抑えてすぐできて、今よりはよくしたいと思っている方にはおすすめです。

その2
ラミネートベニア法
通常、矮小歯への治療法にはラミネートベニアをおすすめしています。歯の表面を薄く削って、そこにすき間や形を整えたセラミックのシェルを貼ります。多少であれば幅も広くする事ができます。歯を削る量も少なく、もちろん神経を取る必要もなく(治療の際には麻酔をするので痛くありません)2回の通院で終了します。
セラミックスなので、色調の透明度が高く周りの歯に違和感なくフィットしますし、レジンよりも艶感が優り天然歯同等の質感に仕上がるので、とても自然で綺麗です。

その3
セラミッククラウン法
クラウンで直す必要があるケースとしては、すき間の幅が極端に広いとか、神経がない歯の場合です。
あとは、矮小歯の形を完全に通常の歯同様に幅を広くしたい際に、両隣の歯も含めて削って前歯4本で完璧なバランスで審美的に仕上げるようなケースにもセラミッククラウンが適しています。
矮小歯1本、ないし2本だけの治療ですと、元々の両隣の歯との幅が狭いので劇的に幅を変える事ができないため、幅や形も大きく変えたい場合には隣の歯も含めて最低でも4本で治療を行う必要があります。
この場合は審美的に完璧なゴールを目指す方向きです。削る量も削る本数も増えてしまうので、そのデメリットを上回るくらいの変化をご希望の方にはこちらのセラミッククラウン法が良いでしょう。

余分なところまで歯を削るほどでなく、この矮小歯だけ形を直してキレイになればいいかな、という方には通常ラミネートベニア法でのご提案をさせて頂いています。

小さく細い歯、矮小歯、気になっていらっしゃる方も多いかと思います。
前歯だし、笑うとけっこう目立ちますしね。
これを大掛かりでなく、かつキレイな仕上がりで直す方法がありますので(しかも痛くなく)お悩みの方はご相談くださいね^^

例えばこちら。先の尖った細めの矮小歯で
両隣の歯にすき間がないケース。他の歯は削らずに矮小歯だけの治療をご希望でしたので幅は変えていません。ホワイトニングはせずにPMTCクリーニングだけ行いました。


ラミネートベニアで治療するとこのような感じになります。
形が整いましたよね。
ちなみに前歯4本の幅や大きさのバランスをさらに整えたい方は中心の前歯2本も含めて治療することでご希望が叶います。

前歯の様々なお悩みに高度な技術でお応えします。丁寧かつ綺麗な前歯治療を行っています。

前歯審美歯科治療