AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

9月21日

歯周病の原因と予防改善方法 

この間、プライベートで知り合った人に「歯周病って何が原因なんですか?」ととっても素直な質問をされました。

あまりにまっすぐな質問に、シンプルに「歯周病菌が原因です」だけでは伝えきれない気がしまして
つい、「う〜ん。。。やっぱり、まずはブラッシング不足が原因で、お口の中にプラークという細菌が繁殖することが始まりで、そこから歯肉の下にも細菌が入り込みそれによって歯肉が炎症を起こして腫れたりするんですよね、、で、歯周ポケットっていうのを作って、歯の根っこにも歯石がついて、さらにその歯周ポケットに入った歯周病菌が歯を支えている骨を溶かしてしまうんです。あとは、唾液量が少なかったり、体全体の栄養不足、生活習慣の乱れによってお口の中の免疫力が低下すると、歯周病菌が増えてしまいます。
それだけじゃなくって、例えば噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりや食いしばりがある方だと、歯と、その周りの歯肉や骨にとても負担がかかるので、それによっても歯周病がすすんだります。それから、女性ホルモンが減ってくる40代後半以降になると、少しずつ歯周病のリスクも上がったりしますし、骨粗しょう症のかかりやすさと比例して。。。」

「そうなんですね〜。。。」

こういう時、「私、説明が長すぎた。。。」といつも反省しまうんですけど(笑)
しかし、ついこれくらい説明しちゃうほど、歯周病ってとっても複雑に様々な原因が絡んでいるんですよね。
しかも、あらゆる原因でなってしまったら、ご自身のブラッシングだけではなかなか治すことが難しく、絶対的に
歯科医院での処置やお手入れが必要になります。20本が歯周病に侵されていた場合、手のひら大の潰瘍が内臓にあるのと同じらしいです。。。それに、歯周病菌が血管に入ることで、動脈硬化を助長させたり、それに伴い高血圧や心疾患のリスクも上がりますし、肺や気管に入り込むと、誤嚥性肺炎になる可能性も高いのです。また、低体重児出産など、お産にも悪影響があったりします。
だから、本当に怖い病気なんです、歯周病って。
絶対に避けたい病気の一つです。

私自身、噛み合わせや骨の問題で歯周病が進んだらどうしようとふと恐ろしくなる時があります。

じゃあ、まずはそれを予防するのには?
基本は「歯磨き」それも最低1日1回はある程度(7〜8分)時間をかけて歯の表面、付け根、歯肉との境目を隅々までくまなく磨くことです。ブラッシング、フロス、歯間ブラシ、を組み合わせてきちんとやるとだいたい10分以上はかかりますが、それくらいやっておくと酷い状況にはならないはずです。
実際、毎日これくらいのレベルで実践できている方は、年齢が上がってきた時、歯肉退縮はあっても歯周ポケットは存在しませんし、歯肉もしっかり引き締まり、出血すら見られません。

まずは、基本的な歯磨きの毎日の実践。これしかないと思います。毎日のコツコツが何よりの予防法です。

で、そのほか、これは人にもよりますが、年齢をある程度重ねていくと、単純にブラッシング不足だけでなく身体の健康度合いも歯周病のかかりやすさに影響が大きく、特に女性の場合は女性ホルモンが低下してくる40代後半以降に歯周病が進みやすくなります。骨や歯肉も男性よりも弱いのかな。。。と臨床現場で患者さんのお口を診ていると、そんな気がします。

だからこそ、セルフケアが大切ですし、定期的なクリーニングや検診が必要になってくるのですね。

また、これは男女ともにですが年齢にかかわらず噛み合わせの悪い部分や歯並びの良くない部分では歯周病がおきやすく、これに加えて歯ぎしりや食いしばりが習慣性にある方だとさらに歯を支える周りの歯肉や骨に負担がかかり歯周病が進みやすくなります。

こちらは自分だとなかなかチェックできずわからないと思うので、クリニックで診てもらうのが一番だと思います。

当院ですと、進行しない前に、例えば、揺れている歯があればボンドで固定するとか、噛み合わせの調整をするとか、マウスピースを作るとか。。。様々な方法で予防と改善ができます。

そして、ある程度進んでしまっている場合で、歯肉の腫れや出血も見られる場合には
高濃度ビタミンC点滴を歯周病治療と合わせて行うことで、明らかな!!改善ができます。

その方の歯周病は何が原因で行なっているのかを見極めることが、解決と予防、改善のポイントですよね。

自分自身のケアに加えてクリニックでのプロケアを行えば、歯周病は防げる。
気になっている方はぜひ。

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