AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

12月14日

年齢に合わせた口内ケア

今日も気持ちの良い朝です。寒くても晴れていれば気分も上々!とくにお天気の日曜日は得した気分で嬉しくなりますね〜。

 

ところで数日前、患者様が、「歯を磨くって“歯”を磨くのだと思ってたんですよね。でもそうじゃない、歯と歯肉の境目、歯と歯の間も磨くのですね」と仰っておりました。当院では大人の方へもPMTCクリーニングの際にじっくりとブラッシング指導をしているので、「あ、そうだったの?!」と言って頂く事が多く、その方も、今まで知らなかった。。。と驚きだったようなんです。ただ話を聞くだけでなく、実際にブラシを当ててレクチャーすると、「なるほど!」と分かりやすいようです。いわゆるパーソナルトレーニングと一緒ですよね。ここの筋肉をしっかり意識して。。。と隣でやってもらうと、すごくよく分かりますもんね(笑)

 

その方はその後、みるみる歯や歯肉がきれいになり、歯周病治療とセルフケアの効果がグイグイ上がってきたのです。あとは、歯周病を助長する噛み合わせ、前歯の治療と調整を行えば、揺れていた歯だって同様も治まり、抜かないといけないと言われていた歯も命を取り留めることができそうです。

 

正しく知識を知って、ケアしていくことで、自分の歯で美味しく噛める幸せな時間が長くなります。毎日がとても快適です。

できれば、若い時からその意識があったら、年齢を重ねても、その時の状態に合ったケア方法がきちんと出来るようになるものです。

 

というわけで、今日は年齢に合わせたケア方法を少しお話します。

 

20代の方では、まず「危機感」がない場合が多いのですが、案外磨き残しによる歯肉炎や初期虫歯になっている方も多いです。まずは毎食後、もし無理なら1日2回はしっかり歯ブラシで磨いてください。電動と手磨きでのブラッシングを併用してももちろんいいと思います!

電動は歯がツルツルになりますしね。 歯ブラシは、磨く部位によって、ヘッドの大きさやブラシの形違いで2本ほどあるとなおいいです。 いずれにしても、歯垢の溜まりやすい歯の裏側や奥歯の奥、歯肉との境目はブラシを細かく当てて意識して磨いてください。

若い方の場合、歯と歯の間はそれほど空いていないので、ほとんどの場合、歯ブラシ+デンタルフロスだけでも十分です。

 

30代の方もほぼ同様のブラッシング方法でOKですが、+歯肉ケアもスペシャルケア感覚で行うといいですよ、。

また、生活習慣や体調の影響をとても受けやすくなります。だから、たとえば歯磨き粉も「ホワイトニング用」「知覚過敏用」などいくつか揃えて、歯ブラシも歯肉の状態や歯磨きにかけられる時間、時間帯などに合わせてアレンジすることが大事です。年齢はもちろん、生活環境や体調って変わっていきますよね。ということは口内環境も絶対変わっていきます。

だから、それに合わせて歯磨きも工夫しないといけませんよ〜。

 

40代以降になりますと、虫歯<歯周病予防に重点を置いていかないといけません。

どんなに磨いてケアをしていても、少しずつ歯肉が下がってきて歯と歯の間が空いてきたり、歯並びさえ変わってくることさえあります。それは、口内細菌に大しての免疫力の低下、唾液量の減少、歯ぎしりや食いしばりに寄って少しずつ進んでいた歯や歯周組織へのダメージなどが「急に」目に見えてきたりするからです。

 

毎日酷使しているお口の中は、何も意識しなければ、日々老化もするし変わっていくものです。「お手入れ」をできているか、そうでないかの差がはっきりと開いてくるのがこの40代以降です。

ブラッシングに加え、歯と歯の間の接触点の汚れや歯垢を取り除くのにデンタルフロスを、歯と歯の間の空いている奥歯は歯肉溝に溜まった汚れも落とせる歯間ブラシが必要です。さらに、どうせなら薬効成分の効いたジェルやリキッドを使ったほうがよりgoodです!

とくに女性の場合は女性ホルモンの減少に伴い、骨が弱くなったり歯周病のリスクもあがります。歯だけでなく、歯肉もケアしていかなければならないのが現状です。それに加え、栄養学的にもインナーケアが大事。カルシウムやマグネシウムをはじめとするミネラルや口内細菌の管理として乳酸菌の摂取など、食事やサプリメントで十分に栄養を補給していくことも必要です。

 

「え〜、そんなにやってない。。今からでも間に合うの?」と不安に思った方でも大丈夫です!

もし、今まで歯のことに目が向いていなかったとしても、今からでも頑張れば取り返すことができます。今より若い状態にすることも可能ですよ。

私の臨床経験でも、70代、80代でも、ブラッシング方法に開眼されて、見違えるようなしっかりした歯になった患者様を多く診てきております。

 

実際には、その方それぞれに口内環境や歯並び、被せ者の状態がちがうので、やはりマンツーマン指導がよろしいかとは思いますが、まずは

一生懸命お手入れをしてみてください。とにかくお口の中が気持ち良くなります。食事ももっと美味しく味わえます。

自分のお手入れ+プロケアで、今よりもっと健康で快適なお口になれます。

 

よ〜し、来年からは!と言わず、今すぐ頑張ってください(笑)

 

分からないことがありましたら、仰ってくださいね〜。ご質問お待ちしております☆