AA歯科恵比寿の院長Dr小川ブログ

12月1日

前歯の歯並びを直す方法  部分矯正orセラミック治療? vol.1

前歯の歯並び治療でお悩みの方にはぜひ読んでほしい今回のテーマ。
ひとりひとり、歯の状態やご希望も違うので、すべてに当てはまる内容で書くことが難しいのですが、ご参考までに読んでいただけると幸いです。

実際当院では、「歯並びを直したい」または「前歯のかたちが気になる」などのご希望でいらした患者さまとお話をさせて頂き様々ある治療法のそれぞれの説明をし、その方の歯の状況状態、年齢、ご予算、ライフスタイルに合うものかどうか、、などを含めておすすめプランもご提案しながら最終決定しています。

前歯の歯並びや色、形を直すには、大きく分けると「矯正」か「審美治療」かになります。ここでは代表的な治療法をご紹介します。

前歯部分矯正
これは、ご自身の前歯が天然歯である場合にぴったりの治療法です。つまり差し歯でなく自分の歯であれば最適です。比較的軽度の歯並び不正、凸凹やすきっ歯、出っ歯、ガタガタ、重なっている歯、引っ込んでいる歯、など前歯限定で直せる範囲であれば、自分の歯を生かして部分矯正で直すことができます。
部分矯正の良い点は、何より大掛かりな全体矯正ではないこと、極力自分の歯を削ることなく歯並びが直るところです。期間も比較的短期で終わりますので、気持ち的にも楽ですよね。
もちろん、矯正歯科的な視点で見るとパーフェクトでは無いかもしれません。奥歯の不正咬合は直せませんし、前歯でできる範囲でというのは動きにも限界がありますので。ですが、奥歯の歯並びや噛み合わせの問題がそこまで重度でない、または前歯に関係してこないケースであれば、部分矯正でも十分見た目や機能が回復します。

矯正装置には2通り。ワイヤーを使う方法かマウスピース矯正です。
ワイヤー矯正は、比較的歯並びの凸凹が強かったり八重歯があったり、歯肉の高さがバラバラだったり、下の歯とクロスしている(逆のかみ合わせになっている)ような、でこぼこ、ガタガタしている感じが強い前歯の矯正に向いています。
早く動くため、比較的短期間で終了します。(歯並びが8割くらい整った後に、マウスピース矯正で最終段階までを行うこともあります。)あと、料金が抑えられることもメリットのひとつです。また、装置を自分で管理する必要がなく、ワイヤーさえ入っていれば自然と動いて行ってくれますから、その辺りは楽かもしれません。
ただ、歯の表面にブラケットやワイヤー、はたまたその上にゴムをかけたりと表面に装置のついている感じの違和感はかなりあります。私も経験していますが、食事の時に歯に物がはさまる~(笑)っていうのはちょっと大変です。

マウスピース矯正は、一言でいうとスマート。  歯に装置もつけなくていいし(インビザラインの場合は、歯に小さい“アタッチメント”っていう突起のようなものは着きますが)取り外せるし歯ブラシや食事が普段通りでいけます。ワイヤーをつけ始めた時の独特の痛みもこちらはありません。目立たないし、取り外せる。メタルフリーなので金属アレルギーの方にも安心して使えます。転んでも口の中を切ってしまうこともありません。すきっ歯や出っ歯さん、ちょっと前歯が凸凹しているとか、ねじれているとか、軽度の歯列不正ならあらゆるパターンに適応します。当院では、アソアライナー、インビザラインと2種類の方法がありますが、適応範囲や、治療法、料金システムや保証制度、通院間隔など。。。それぞれ特徴があり、材質も含め、似ているようで違うので、この2つの違いをよくお話しして決めています。
ちなみに、大きな違いとして、アソの方は毎回の型取りでマウスピースを作っていくのに対して、インビザラインは、初めの型取りで作られた、治療計画に沿った終了時までのマウスピースが一気に出来上がります。
つまり、来院間隔の多さはアソの方がインビザラインよりも多いです。
アソがだいたい月1で来院が必要なのに対してインビザラインは2、3ヶ月に1回というのが通常です。もちろん、ケースによってはそうで無い場合もありますが。。

なので、普段ほとんど海外にいらっしゃる方や、遠方から通院される場合など毎月の定期的な来院が難しい方には、インビザラインが向いているかなと思います。

マウスピース矯正に共通する、とっても大事なポイントは「正しい装着と装着時間を守ること」です。これが成功の秘訣です。これをきちんと行えれば、予定通りにきちんと歯が動きますし終わった後も、大掛かりにブラケットを削って取らなくて良いのでとても楽です^^ ただ、 装置をちゃんと着けないと全然歯は動かないということ。患者さん自身が頑張らないといけないので、そういう意味では大変ですが、矯正後の歯並びを頭に浮かべて頑張るしかない!と、私たちも一生懸命サポートしています。

そして、ワイヤーにしてもマウスピースにしても、部分矯正治療の特徴は
“ある程度の期間をかけて歯並びを直すこと” と”歯を動かすためのスペースを確保するために、歯並びによっては歯を僅かに(最大で0.5mm程度)削る場合がある”ということ、”歯並びのみを直す”ことです。

また、これは矯正治療全般にmustなのですが、矯正後は必ず保定装置を使用すること。矯正治療は歯並びが整ったら終了、ではありません。
歯を動かないように、後戻りをしないように保定装置といってマウスピースや裏側でワイヤー固定をするなどの「保定」が絶対に必要です。これだけはどんな矯正法をしようとも、最新の矯正法であろうとも絶対です。
当院では、患者さんと相談してマウスピース型の保定装置オンリーでいくか、歯の裏側で細いワイヤーで保定して、就寝時だけマウスピースにするかを決めています。
元の歯並びの状態によって、または舌癖(舌で歯を押してしまうなど)がある場合には戻りやすいので裏側での固定プラスマウスピースの保定装置でW保定にしたりすることもあります。
何れにしても、保定装置は必ず!
よろしくお願いします^^

脱線してしまいました^^:
話は戻りますが。。。
少々の形の修正は、調整したりプラスティックの詰め物を足したりして直すことができますが、大きく歯の形や色を変えることはできません。たとえばすでに差し歯が入っていて、その形や並びを変えたい、やホワイトニングでは効果が出ないような色調の改善、歯の形自体が気に入っていない、または、歯の表面に詰めてある詰め物がかなり目立つ(歯の半分くらいが詰め物になっている)などは、矯正で歯並びを直した後に、歯全体の質感、色や形を綺麗にするための審美治療が必要になることもあります。

歯並びだけが問題の方は部分矯正だけでもOK。プラスαの治療なしで、しかも歯を削らずに綺麗な歯並びになれます。

そうでない場合には、まずは矯正で歯並び改善を行い、その後で詰め物の変色や歯の色そのものを白く明るくすることができますからご安心くださいね。

では、歯並びも歯の形も色も、それをいっぺんに行える治療法のセラミック治療についてをvol.2でお伝えします。

前歯の部分矯正なら、気になるところだけを直せます。

前歯部分矯正歯科

気になっている方は、歯並び相談。お気軽にどうぞ。

診療予約・矯正無料相談